X(Twitter)の投稿URLを取得する方法|プロフィール・ハイライトURLまで解説

X(Twitter)をビジネスで運用していると、投稿やプロフィールを相手に共有したい場面は少なくありません。

特定の投稿URLを案内すれば顧客対応がスムーズになり、プロフィールURLを名刺や署名に載せれば公式アカウントを周知できます。さらに、ハイライトURLを活用すれば事例紹介やキャンペーンまとめとして使うことも可能です。

本記事では、企業アカウントの担当者や経営者・個人事業主に向けて、投稿・プロフィール・ハイライトのURLを取得する方法とビジネスでの活用ポイントをわかりやすく解説します。

目次

投稿(ポスト)のURLを取得する方法

まずは最も基本となる「投稿URLの取得」です。これは、顧客対応やキャンペーン共有の際に頻繁に使われる操作で、スマホアプリでもPCブラウザでも共通の方法で実行できます。

投稿のURLを取得する手順

PCブラウザ/スマホアプリ共通

  1. 共有したい投稿(ポスト)を開く
  2. 投稿の右下にある「共有アイコン(」をタップ/クリック
  3. 表示されたメニューから 「リンクをコピー(」 を選択
  4. コピーしたURLをメールやチャットなどに貼り付けて共有

自身の投稿だけでなく、参考になるアカウントの投稿についても、同じ方法で投稿URLを取得できます。

取得した投稿URLの特徴と注意点

上記方法で取得できるURLは以下のような、非常にシンプルな形式です。

https://x.com/ユーザー名/status/投稿ID

このように通常の取得方法では、余計な文字は入りませんが、誰かがLINEやSNS経由でシェアしたリンクなど、外部サービス経由で共有されたURLをコピーした場合に、?s=20 などのパラメータが付いている場合があります。これはシェア元や表示位置を示すもので、削除しても問題なく利用可能です。

特に、公式な資料やプレスリリースで利用する場合は、パラメータは削除して、必ずシンプルな形式に整えておくと良いでしょう。

また、非公開アカウントの投稿URLはフォロワー以外には表示されませんので、注意してください。

投稿URLは小さな操作ですが、顧客や取引先に「確実に情報を届ける」ための大切な手段です。共有する前に一度ブラウザで開き、正しく表示されるかを確認する習慣をつけておくと安心です。

プロフィールURLを取得・共有する方法

Xのプロフィールページは、企業アカウントにとって「公式の入り口」となる情報です。名刺やメール署名にプロフィールURLを記載したり、公式サイトにリンクを設置したりすることで、顧客に信頼感を与えられます。

取得方法は、自分のプロフィールURLと他のアカウントのプロフィールURLで少し異なるため、それぞれ整理して確認しましょう。

自分のプロフィールURLを取得する方法

PCブラウザの場合

  1. 自分のプロフィールページを開く
  2. ブラウザのアドレスバーに表示されたURLをコピー

スマホアプリの場合

  1. 自分のプロフィールページを開く
  2. プロフィールページ右上の「共有アイコン(」をタップ
  3. プロフィールのリンクをコピー」を選択
    ※端末によって操作方法が異なる場合があります。
    ?s=20 などのパラメータが付いている場合がありますので、必要に応じて削除してください。

名刺やWebサイトに掲載することで、Xアカウントを顧客にアピールすることができます。

他のアカウントのプロフィールURLを取得する方法

PCブラウザ/スマホアプリ共通

  1. 対象アカウントのプロフィールページを開く
  2. プロフィールページ右上の「…」メニューをタップ
  3. @ユーザー名を共有する」または「プロフィールのリンクをコピー を選択

顧客や取引先の公式アカウントを共有したいときに便利です。

取得したプロフィールURLの特徴と注意点

プロフィールURLは「https://x.com/ユーザー名」という形式です。

そのため、ユーザー名を変更するとURLも変わってしまい、名刺やWebサイトに記載しているリンクが切れるリスクがあります。特に企業アカウントでは、ブランド名や社名を含んだユーザー名で固定し、安易に変更しないことが大切です。

ハイライトのURLを取得する方法

ハイライトはXプレミアム(有料)加入者のみ利用できる機能で、プロフィールページにある、自分の投稿をまとめて表示できる機能です。ポートフォリオのように特に見てもらいたい投稿をまとめられる、自分専用のスペースとして活用できます。

ハイライトに投稿を追加する手順

PCブラウザ/スマホアプリ共通

  1. 自分のプロフィールページを開く
  2. ハイライトに追加したい投稿の右上「…」メニューをタップ/クリック
  3. 「ハイライトに追加/削除」 を選択
  4. 「ハイライトに追加しますか?」という確認画面が表示されるので「追加」をタップ/クリック
  5. 投稿がプロフィールの「ハイライト」タブに追加される

複数の投稿をまとめられるため、キャンペーン一覧や新商品情報をまとめるなど、ユーザーに見て欲しい投稿の整理に役立ちます。

ハイライトURLを取得する方法

PCブラウザの場合

  1. 自分のプロフィールページを開く
  2. 「ハイライト」タブ を選択
  3. ブラウザのアドレスバーに表示されたURLをコピー

現状、アプリから直接ハイライトURLをコピーする明確な方法はありませんが、基本的に「https://x.com/ユーザー名/highlights」という形式になっています。

ハイライトURLの活用例と注意点

ハイライトURLは、複数の投稿を「まとめページ」として案内できるのが最大のメリットです。

商品ラインナップや導入事例の紹介、キャンペーンの告知投稿を一括で案内することができます。また、商談時に「実績紹介ハイライト」を提示することで、短時間で説得力のあるプレゼンが可能になります。

ただし、非公開アカウントでは共有しても閲覧できません。また、追加や削除によって内容が変わるため、案内する際は最新の状態になっているか必ず確認しましょう。

取得したURLをビジネス活用するには

取得したURLは、単なる共有にとどまらず、マーケティングや顧客対応に幅広く活用できます。ここでは、投稿・プロフィール・ハイライトそれぞれの具体的な使い道を紹介します。

投稿URLの活用

投稿URLは、顧客に直接情報を届けたいときに最も使いやすいリンクです。キャンペーンや新商品告知の投稿をメールやWeb記事に挿入すれば、相手を確実に対象投稿へ誘導できます。

FAQ対応にも効果的です。顧客からの問い合わせに対し「詳しくはこちらをご覧ください」と投稿URLを案内するなどの活用方法が考えられます。

複数の担当者が関わるチーム運用でも、同じURLを活用することで情報の一貫性を保つことが可能です。

さらに、反響の大きかった投稿をURLとしてストックしておけば、次の施策に活かすことができます。「どの投稿が顧客に響いたのか」を振り返る材料になり、戦略的な改善に直結するでしょう。

プロフィールURLの活用

プロフィールURLは、企業やブランドの「公式窓口」としての役割を持ちます。名刺やメール署名に記載するだけで、取引先や顧客がすぐに公式アカウントにアクセスできるようになります。営業担当や経営者自身の署名に加えるのも効果的です。

さらに、自社サイトやプレスリリースに掲載することで、オウンドメディアとSNSを相互に行き来できる導線を構築できます。公式のプロフィールURLを公開しておけば、顧客が必ず正しい情報源にたどり着けるため、信頼性も高まります。

ただし、ユーザー名変更によるリンク切れには注意が必要です。特に印刷物に記載する場合は、変更のリスクを理解した上で運用するようにしましょう。

ハイライトURLの活用

ハイライトURLは、複数の投稿をまとめた「企画紹介ページ」として活用できるのが強みです。商品紹介や事例集をひとつのURLで案内できるため、商談やプレゼンの効率が格段に上がります。

キャンペーン参加者に向けて「詳細はこのハイライトをご覧ください」と案内すれば、過去の告知や関連投稿を一度に確認してもらえます。さらに、営業資料やイベント後のレポート集としても有効です。

ただし、ハイライトは編集内容が反映されるため、外部に共有する際は最新の状態になっているかを常に確認することが大切です。更新を怠ると、想定と異なる内容を見せてしまうリスクがあるため注意しましょう。

URLを共有する際の注意点

URL活用にあたっては、次のような点に注意しましょう。

  • リンク切れ
    ユーザー名変更や投稿削除が原因で発生します。定期的なチェックが必要です。
  • 公開範囲の問題
    非公開アカウントや限定公開の投稿は、相手がフォローしていなければ表示されませんので、注意が必要です。
  • コピー不具合
    アプリでコピーできない場合は、ブラウザから再取得することで、解決することがあります。

こうした注意点を理解したうえでURLを共有すれば、ビジネスの強力な武器になります。

まとめ

本記事では、X(Twitter)で投稿・プロフィール・ハイライトのURLを取得する方法を解説しました。

  • 投稿URLは「共有 → リンクをコピー」で取得可能
  • プロフィールURLは自分と他人で手順が少し異なる
  • ハイライトURLはプレミアム限定機能で、ブラウザコピーが確実

これらのURLは、キャンペーン告知や顧客対応、商談資料の補足として幅広く活用できます。

特に企業アカウントの担当者や経営者にとって、URLの正しい取得と共有は発信力を高め、顧客との信頼関係を築く重要なスキルです。日々の運用の中で積極的に取り入れ、自社アカウントの価値を高めていきましょう。

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