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X(Twitter)で投稿を編集する方法|編集できないケースと対応策も解説

X(Twitter)は日々の情報発信に欠かせないツールですが、「投稿後に誤字に気づいた」「内容を少し修正したい」と思ったことはありませんか?

この記事では、X(Twitter)の投稿を編集する方法を中心に、編集ができない投稿タイプや、編集履歴の見え方など、企業アカウント運用者や個人事業主が知っておきたい実践的なポイントをわかりやすく解説します。

目次

X(Twitter)の投稿は編集できるの?基本ルールを解説

X(Twitter)では、投稿後の編集機能が提供されていますが、利用にはいくつかの条件があります。この機能を正しく理解し、適切に活用することで、情報の正確性や信頼性を保つことができます。

編集機能が使えるのは「X Premium」以上の有料プラン

投稿の編集機能は、X Premium(旧Twitter Blue)に加入しているユーザーのみが利用できます。無料プランのユーザーは、投稿後の編集はできませんが、投稿の削除や再投稿は可能です。

企業アカウントを運用している場合は、誤投稿に迅速に対応するためにも、この機能を利用できる環境を整えることが望ましいでしょう。編集機能は、特にブランドイメージや信頼性が重要なビジネス利用において、有効なリスクヘッジ手段となります。

編集できるのは投稿から1時間以内・最大5回まで

編集機能には制限があり、投稿後1時間以内に最大5回まで編集が可能です。

この制限は、誤情報の拡散を防ぎつつ、正確な情報発信をサポートするために設けられています。編集できる内容は、テキストの修正だけでなく、画像やリンク、タグの追加や削除も含まれます。つまり、投稿の内容に対して柔軟に対応できる一方で、編集内容が乱用されないようにルールが設定されているのです。

編集履歴は公開される!過去の内容も確認可能

編集された投稿には「編集済み」のラベルが付き、誰でもその履歴を見ることができます

編集履歴では、過去の内容とその編集タイミングを確認することができ、透明性の高い運用が実現されています。ビジネスでの利用においては、情報修正の必要性が生じても「後から変えた」と思われにくくなるため、適切なリスクマネジメントにつながります。

X(Twitter)で投稿を編集する具体的な手順

実際に投稿を編集する手順は、使用しているデバイスによって異なります。

また、X(Twitter)では、投稿を送信したデバイスからのみ編集が可能です。たとえば、スマートフォンから投稿したものはスマートフォンで、PCから投稿したものはPCでしか編集できません。この仕様を理解しておくことで、編集機能をスムーズに活用できます。

以下では、PC(ブラウザ)とスマートフォンアプリ(iOS・Android)での操作手順を紹介します。。

PC(ブラウザ)からの編集手順

  1. X.comにログインし、自分のプロフィールページに移動します。
  2. 編集したい投稿を見つけ、投稿の右上にある「…」アイコンをクリックします。
  3. 表示されるメニューから「投稿を編集」を選択します。
  4. 編集画面で、テキストやメディアの修正を行います。
  5. 編集が完了したら、右上の「更新」ボタンをクリックして保存します。

編集ボタンはXプレミアム加入者のみが表示されます。
万が一表示されない場合は、プランの確認を行うか、時間制限を過ぎていないかをチェックしましょう。

スマホアプリからの編集手順(iOS・Android)

  1. Xアプリを開き、自分のプロフィールページに移動します。
  2. 編集したい投稿を見つけ、投稿の右上にある「…」アイコンをタップします。
  3. 表示されるメニューから「投稿を編集」を選択します。
  4. 編集画面で、テキストやメディアの修正を行います。
  5. 編集が完了したら、右上の「更新」ボタンをタップして保存します。

モバイルアプリでも、編集後には「編集済み」と表示され、履歴の確認も可能です。

PC版と操作性に大きな違いはなく、外出先でも安心して編集作業が行えます。

編集後の投稿は「編集済み」と表示される?

編集された投稿には「編集済み」というラベルが付きます。

また、編集履歴も誰でも確認できるようになっており、投稿にどんな変更が加えられたかが明示されます。炎上リスクを抑える目的でも、透明性が確保されているこの仕様は安心材料となります。

編集できないケースとその代替策

すべての投稿が編集できるわけではありません。編集できない投稿の種類や代替策について正しく理解することで、柔軟な対応が可能になります。

編集できない投稿の種類

以下の投稿は、X Premiumに加入していても編集できません。

  • スレッド(複数のポストをつなげた投稿)
  • 返信ポスト
  • プロモーション投稿(広告)
  • 投票付きの投稿
  • 固定された投稿
  • サブスクライバー向け限定投稿
  • X Pro(旧TweetDeck)などサードパーティツールからの投稿

これらの投稿は、編集機能の対象外となっているため、誤りを修正したい場合は、削除して再投稿する必要があります。

企業やブランドの公式投稿に関しては、これらの投稿タイプを避けるか、事前のチェック体制を強化することで、運用リスクを軽減できます。

誤投稿に気づいたら「削除+再投稿」がベストな選択肢

編集できない投稿タイプに誤りがあった場合、最も効果的なのは削除して再投稿することです。

誤ったままの情報が拡散されてしまうリスクを考えると、少し手間がかかっても訂正対応を徹底した方が企業としての信頼性を維持できます。

再投稿時には、「訂正しました」などの文言を添えることで、フォロワーへの誠実な対応にもつながります。

引用リポスト・リプライ投稿時の注意点

引用リポストやリプライ投稿も編集ができません

特に注意すべきは、他者の投稿に対する反応として行う場合です。感情的な反応や勢いで投稿してしまうと、後から修正できずにトラブルにつながることがあります。重要な反応投稿は一度下書きに保存するなどして、慎重に判断しましょう。

企業アカウント担当者が気をつけるべきポイント

投稿編集は便利な一方で、信頼性や透明性を損なうリスクもあります。企業でX(Twitter)を運用する際には、次のようなポイントに注意しましょう。

編集履歴を味方にするリスクマネジメント

X(Twitter)では投稿の編集履歴が公開されるため、過去の投稿内容が簡単に確認できます。これを活用することで、情報修正の背景を説明しやすくなり、透明性の高い情報発信が可能になります。

社内での運用ルールとしても「編集履歴の活用」は重要視されるべきです。たとえば、広報担当者や管理者は、投稿後の履歴を定期的にチェックする体制を整えておくと良いでしょう。

編集できないケースのための運用ルール整備

編集できない投稿形式が存在する以上、それに備えた社内運用ルールの整備が不可欠です。

例えば、広告や投票機能を活用する際には、投稿前に必ず複数人でチェックするワークフローを組むなどの工夫が必要です。こうしたルールを設けておくことで、投稿ミスによるブランド毀損リスクを大幅に減らすことができます。

社内チェック体制や投稿承認フローの見直しも大切

特に企業アカウントでは、投稿内容の正確性がブランド信頼に直結します。誤字脱字や表現の誤解を防ぐためにも、承認フローや投稿前チェック体制を再確認しましょう。

また、緊急時に備えて「誰が・どのように・どこまで修正してよいか」というガイドラインも明文化しておくと、組織全体で柔軟に対応できるようになります。

まとめ

X(Twitter)の編集機能は、日々の投稿の中で発生しやすい誤字脱字や情報の修正に柔軟に対応できる便利な機能です。特にビジネスでの運用においては、ブランドイメージやユーザーからの信頼を守るうえで、大きな助けとなるでしょう。

ただし、編集機能を利用するには有料プランへの加入が必要であること、投稿から1時間以内・最大5回までしか編集できないこと、また編集履歴が公開されるなどの制約もあります。さらに、投票や広告など一部の投稿タイプは編集ができず、再投稿が必要になるケースもあるため、事前にルールを把握しておくことが重要です。

企業アカウントでは、こうした編集ルールを踏まえた運用体制の構築が求められます。投稿前のチェック体制を強化したり、万一の際の対応フローを明文化しておくことで、リスクを最小限に抑えた運用が可能になります。

編集機能を活用しながら、正確で信頼される発信を続けていくことで、X(Twitter)でのビジネス活用はより効果的なものとなるでしょう。

参考:X公式ヘルプ「投稿の編集について

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